ゆるーく考えるtoraneko

私は、真ん中を歩きたい

ポスト資本主義

どうもtoranekoです

最近、資本主義と民主主義の終焉という本を読みました。

割と資本主義の否定本でよくある気がして、格差が広がったとか、富の再分配か必要だとかの主張はあると思うんだけど、民主主義が終わりかけてるよって切り込んでるのは、目新しくて面白かった

 

結局、資本主義であれ民主主義であれ、「人間が作った枠組み」であって、それ自体は完璧ではないんだよね。特にグローバル化やIT化は想定してるはずもなく、その枠組み自体が成り立たない可能性もあるわけで

だから、新資本主義なんていまの状況が言われてるけど、コロナの中と後も考えて、ポスト資本主義たるものも考えるべきなんだよね

 

日本で言うと、派遣に代表される労働環境の変化があった訳だけど、時の与党自民党を露骨に否定する展開は痛快だった

別に派遣に関してどっちがいいっていうわけでなくここで言及はさけるが(今となっては失敗論が多数派だが)、

そもそも政策や主張は議論されて、揉まれてから提案されるべきなのだけど、メディアでは与党寄りの意見が多いから、批判論が新鮮だった

久しぶりに「左寄り」の本を読んだな〜